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どういうことだろう。 質問する目をいったいどこに向ければいいのか一瞬解らなかった。 なにしろ銃を向けられた王さまと銃を持ったテロリストが 私を「お前」と呼ぶ気安い雰囲気を持つテロリストは、 私は素顔を見て、テロリストが王宮を襲ったと聞いたときより目を開いて驚いた。 「――兄さん?!」 片眉を上げて苦笑する顔は、最近会うことも少なくなったけれど そして王さまに銃を向けていたテロリストもそれを肩に上げ、 その素顔に、私は開いた口が閉じることが出来なかった。 最初から最後までソファで寛ぐ、王さまそっくりだったからだ。 服装はテロリストそのもので、髪も少し長めだしどちらかというと 私は息が止まるほど驚いたものの、必死で頭を働かせる。 王さまと同じ顔だ。 考えて、ありそうな事実はひとつしかない。 産まれてすぐに存在を消されたという王さまの双子の弟だ。 しかし私は今まで王宮で、王さまの弟が ただ似ているという、まったくの他人なのだろうか。 動揺に揺れるも、その考えが真意でないと私は 「まさか――」 嗄れる声で確かめようとすれば、王さまがとても楽しそうに笑われた。 「あの優しい父が、自分の子供を本当に殺すと思うかい?」 私は王さまのお父上を間近では知らないけれど、 PR |
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兄さんに激しくもえる…むしろクールな関係なら尚良い!
【2011/01/16 14:13】| | 旭陽 #92c7461387 [ 編集 ]
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クールですよ。
とってもクールな利益を第一な関係ですよ。 そのはずですよ(笑
【2011/01/17 16:09】| | 秋野真珠 #56b8814340 [ 編集 ]
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